テイクバックによってゴルフトップの位置は決まります。
トップの位置が定まらない場合には、テイクバックとの相関関係がうまく言っていないサインです。
タイガーウッズの連続写真を見てみるとこの辺の因果関係が分かりやすいので、詳しく解説していきます。
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タイガー・ウッズのトップの位置は定まっている?
前回のゴルフスイング01でテイクバックを学んだと思いますが、腰の捻転が正しく出来ていれば、ゴルフスイングのトップの位置は自然に決まるのが、関節の仕組みです。
タイガー・ウッズのバックスイングは、地面と平行の位置まで捻転されていないのをご存知ですか?
ある意味必要ないということなのですが、結局バックスイングの意味はチカラを貯めることなので、チカラが溜まっていればなんでも良い訳です!
逆にトップ位置が地面と平行以上に捻転できていたとしても
- タイガーより捻転パワーがあるのでしょうか?
- トップの位置が高いからと行っても捻転が緩んでいては意味がありませんよね?
ということにもなります!
逆にトップの位置を意識的に決めようと思っても、シングルプレーヤーでも関節の柔らかさが人によって違いますので、正しい位置とは、その人の関節の柔らかさによって決まります。
飛びます!関節硬いゴルファーに朗報
えっトップの位置は決まっていない?
トップの正しい位置(高さ)は人それぞれ微妙に異なっていることを事前に理解しましょう!
理想的なトップは正しいテイクバックによって導かれますし、関節の仕組みによって自然に決まるのがセオリーです。
そのため人それぞれ異なっていますので、テイクバックを正しく行うことが大切になってきます。
例えば:
- 体の柔軟な人は、アップライトになる傾向があり
- 体の硬い人は、フラットになる傾向があります。
あなたの体(肩関節の柔らかさ)と相談して、関節がカチッと収まる位置が理想的なトップだと認識しましょう!
腰の捻転の角度も腰関節の柔らかさで変わってきますが大事なポイントは、これ以上捻転できない位置まで目一杯腰が捻転されていることと、右足に全体重(8~9割)が乗り、右膝で踏ん張っている状態が出来ていることです!
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簡単に言うと、力を貯めて生み出すのがトップの役目!
写真をご覧頂くと、ものすごいパワーが、捻転によって生み出されているのが伺えます。
- 真ん中の写真のタイガー・ウッズの背筋と右足の大腿筋の盛り上がりを確認して下さい。
- 更に体重移動して、タイガー・ウッズの全体重が右側に全て乗っている状態です。
- そして腰は90度近く目一杯捻転されて、腕は自然にリラックスした状態で伸びています。
一番右の写真は切り返した瞬間ですが
すでに腰は正面を向いて戻っています。
この時に腕が遅れて、ゴルフスイングに貯めができることで
恐ろしいほどの動力が生み出されるわけです。
これが、腰の回転を始動にして切り返すという
シングルプレーヤーならではのことです。
キレが良いタイガー・ウッズのアイアンショット
やドライバーも、この捻転からの切り返しの精度の高さが生み出しています!
ドライバーの場合は、スイングプレーンが最大になり
アイアンショットの場合は、シャープにターフが取れる
クリーンな打ち方になります。
詳細は次の講座で後ほど詳しく説明します。
まずは、アドレスから腰の始動で捻転を初める!
- 自然に腕がフォローするのを認識しながら
- そのまま左手をリラックスして伸ばすようにする
ことで理想的なテイクバックができてトップの位置が決まります!
トップの状態をチェックする!
注意点としては腰がキチンと捻転されていないと、ゆるみのないトップの位置は決まりませんので、以下をチェックしてみてください。
- 腰が可能な限り(90°)捻転されている。
- 左腕の力が可能な限り抜けていて、真っすぐ伸びている状態。
- 左肩がキチンと入っていて、両脇がしまっている。
- そのままの状態を数秒間維持できない程力が溜まっている。
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まとめ!左腕の緩みは池ポチャやOBの始まり
この時に左腕に力が入ると軌道が逸れてトップの位置がぶれ
強引にインパクトを迎えた時には、後の祭りです(T_T)
トップが決まったら、何秒間もそのままの状態を維持できないのが、力が限界まで溜まっている証拠になります。
こちらを念頭に置きながらトップの位置を確認して、身体に覚え込ませるようにすると効果的です。
それでは引き続きゴルフ切り返しきっかけ:腕を落とす・沈む・脱力・左肩を下げる?切り返しのマジック03引き続きご覧ください↓
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