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ゴルフ切り返しきっかけ!腕を落とす・沈む・脱力・左肩を下げる?切り返しのマジック03

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ゴルフ切り返しきっかけ!腕を落とす・沈む・脱力・左肩を下げる?切り返しのマジック03

ゴルフスイング切り返しのきっかけからのダウンスイングは、ゴルフクラブの設計と腹圧による全身の捻転で生み出した力をリリースするための要になっている動きです。

腕を落とす、若干沈む、リラックスして脱力感で行う、左肩を下げる?

腕を落とすとは?

腕を身体との一体感(右の肩甲骨を意識)で、真下に落とすような動きがダウンスイングの理想的な動きです。

ここが「プロとアマの最大の違い」と云っても良い特徴的な動きです。

これは、エネルギーが滞りなく流れる上で最大効率を生み出し、そのようにクラブを動かすことで自然とフェイスがデザイン通りに閉じ、シャフトのしなり戻りも適切になり、ゴルフクラブの設計コンセプト通りの機能を発揮してくれます。

ですが、この動きはアマチュアの感感では「ダフるのでは?」という恐怖感もあり、できている人はあまりいません。

若干沈むのはなんで?

若干沈むのはトップで溜めができ、下半身リードで、全身の一体感を表すものなので、エネルギーフローとしては理想的な動きです。

ご自身でも、トップで腹圧による下半身リードからの切り返しを行うと、若干沈むのを体感できると思います。

リラックスして脱力感する?

リラックスして脱力感でスイングすることは、スイング全体のリズムを作る上で欠かせないポイントです。

意識すると言うよりも、自然でリラックスしたスイングは最も基本的な構えで、スイングを通してこの状態を保つことが一番ヘッドが走りやすくなります。

ですが、リラックスと緩みは全くの別物なので、常に腹圧は一定して保ったまま行なわないと、緩んだスイングになってしまいます。

左肩を下げるとは?

左肩を下げるという動きは、自然と上記の腕を下に落とす際に、身体全体が若干沈むような動きに連動するので、左肩を個別で動かすという意味ではなく、結果的にそうなっているだけです。

チェック事項としては、トップで左肩関節がしっかりと入っていることを確認してください。

上記を踏まえ、この章ではゴルフスイングの切り返しを詳しくご紹介します。

ゴルフ切り返しきっかけ

切り返しのきっかけですが、テイクバックの捻転により力が最大限溜まっている状態であれば、下半身リードの始動で、腹圧で全身を使って右腕を真下に落とすような動きが理想的です。

そうすれば、後はクラブが勝手に仕事をしてくれますので、そのままフィニッシュまで膨大なスイングエネルギーに身を任せれば良いです。

この切り返しは重要なので以下を参考にしてください。

  • 松山プロのようにほんの少しだけスイングが沈んだように見えたり
  • トップで切り返しの瞬間に一瞬止まるように見えたりします。

※トップでの溜めがこの時に自然とできます。

トップの状態とは?

スプリング

トップの状態とは、力んでいるわけではなくリラックスしているのですが、

  • 捻転が完了すると自然にいっぱいいっぱいの状態。
  • 力が目一杯溜まっている状態を表します。

ちょうど太いスプリングを巻ききって、パンパンの状態を想像すると良いと思います。

間違ったゴルフの切り返しきっかけ!捻転が緩む

テイクバックからの切り返しですが、良くない例としてはテイクバックのトップで、アマチュアゴルファーの多くはせっかくの捻転の力が緩んでしまいます。

  • 腹圧で全身が捻転していない状態
  • 腕がまっすぐに伸びていない状態

その結果、力が全く溜らないことで、無理に力を生み出す必要があり、無意識に右腕で押すような動作になります。

これが最も多く目撃する間違った動きで、右手でクラブを押してダウンスイングを始動する動作ですが、これをした瞬間にスイングプレーンから外れて、振り遅れてしまいます。

そしてそれを戻すために手首を返してチーピンが出るか、アウトサイドインの軌道で左方向に身体が流れスライスが出てしまいます。

重要なこととしては、テイクバックのトップで力がたまらない場合には、その副作用としてスイング全体が崩壊するということです!

とにかく正しいテイクバックでの捻転を覚えることが、そのまま良いスイングが出来るようになる基本になりますので、ここは集中して習得して頂きたいと思います。

動画では、スイング博士のTASKさんが注意点やコツを語っていますので、参考にすると良いと思います。

ツアープロで良い結果が残せない選手の多くも、切り返しがうまく行っていないので、スランプになっている人が多い気がします。

 

テークバックは、手首を柔らかくグリップして、正しく腹圧で上下半身を捻転させていれば、肩・腕の三角形が自然と追従して来る動きになります。つまり自然と引く動作ができているということです。

そしてトップまで勢い良くクラブが上がり、自然なトップポジションに収まります。

この時の勢いよく上がるエネルギーがテークバックのエネルギーで、それをトップで切り替えして、ダウンにつなげることでシャフトが最大限しなり、インパクト時の強大なエネルギーを生み出します。

腹圧で捻転した体全体の回転で振れば飛びます!

腰

捻転を腕だけで行うのは間違いです。腹圧で捻り上げるようにすることで、腰・下半身・上半身がフルに捻転され、自然と引っ張られるようにクラブヘッドが追従し、全体として「リラックした緩みのない理想的なテークバック」になります。

腕の役割とは?

腕の役割は、両肩とグリップを結んだ三角形を維持するために使います!

腕

そのためゴルフシングルプレーヤーは、「上腕三頭筋」を鍛えて、両肩とグリップを結んだ三角を維持するようなトレーニングを行うのが一般的です。

気をつけるのはグリップと手首を柔らかく保ち、第一振り子がスムーズに動くようにすることです。
そうすることで自然とハンドファーストになり、曲がらない強い球が出るようになります。

この時も意識は腹圧による身体全体の回転です。

とにかく、第一ステージとしていちばん大事なことは、「腕や手首を使ってボールに合わす」意識をなくすことが、一番最初に習得するべき課題です。

三角形

ゴルフ切り返しきっかけ!腕を落とす・沈む・脱力・左肩を下げる?切り返しのマジック03のまとめ

コツとしては、テイクバックがうまく行ったら、引き締まったトップの状態から、左腰の小さな始動で切り返すのが大切です!

左腰のマイクロ始動が、体の軸や捻転で生み出された強大なパワーを、軸やパワーをぶらさずに、一滴ももらさずにスイングプレーンに維持しますので、後で詳しく説明する正確性にもつながります。

とにかく小手先、小さな腕や肩などの感覚はさておいて、一番ダイナミックな腰(背筋・腿の筋肉)を目一杯活用することが上達には最短の道なので、その部分に集中して頂きたいと思います。

それでは、秒速40キロ以上(男子プロは50キロ以上)の超高速で迎えるインパクトについて、インパクトゾーンを長くするには?を引き続きご覧下さい!

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