私のゴルフ人生で最も衝撃だった発見が、骨盤・腹圧で上下半身を捻転→スイングすることを覚えた点です。
長年、テークバック(スイング)を研究してきたのですが、今考えると色々間違った感覚や理論を、たくさん覚えて迷子になっていたのも関係していると思います。
そして腹圧で上下半身をしっかりと深く捻転して、一体感のあるスイングをする感覚を覚えてからは、あっという間にシングルになりましたし、飛距離や正確なショットの確率が大幅に上がりました。
腹圧が理想的なゴルフスイングを作り出す!
最も重要な腹圧の最大のコツは「呼吸法」です。
アドレスするときには息を吐ききった状態で行うのが理想で、テークバックのタイミングで息を吸い込み、ダウンスイングで息を吐き出す呼吸法が一番力を生み出せます。
丁度、空手の「正拳中段突き」を行うのと同じ呼吸法です。
引いて引く自然なシャロースイング
実際には足を踏ん張った状態で、骨盤を横に回転すると30度程度しか回らないのですが、
- 腰を縦に回すようにする
- 右足をかかと体重になる位置まで回す
ことができれば、もっと深い位置に捻転できます。
そして腹圧で上・下半身を回してテイクバックをすることで、自然と手が若干遅れ気味になり、ゴルフクラブのグリップ側を引く動作になります。
ゴルフクラブの設計コンセプト通りの動きです。
トップでも腹圧を維持して切り返すことで、
- ダウンスイングで下半身リード
- 一体感を持って身体全体で引く動作
で始動しますので、クラブヘッドが若干遅れ・後方に持っていかれ、スイングプレーンが内側からシャローな軌道を描いてインパクトゾーンに向かうようになります。
俗に言う、自然な懐の深い「シャロースイング」です。
そしてインパクトのアタックアングルが鈍角になり、ヘッドスピード、ミート率が向上し、その結果初速が大幅に向上します。
安定して飛ばすための絶対条件が揃うという訳です。
引いて引くスイングを実践するときに非常に役立つと思います。
更にショートゲームでも常に腹圧で上半身を回すことで、一体感のあるプロのようなチップショットや正確性の高いパッティングを量産できるのが良いところです(^^)
ゴルフテイク (テーク) バックのコツは腰・腹圧(骨盤を回す)から?
ゴルフスイングの始動は、ゴルフテイクバックを腰・腹圧から始めることがコツです。
右腕でクラブを持ち上げるような動きからテークバックを始めている人を多く見かけますが、それですとボディーターンの意識が弱すぎるので、飛ばないですし、恐らく9割方スライスかフックボールになっているのではないでしょうか?
このような間違ったスイング感覚は、悪い癖を固定化するのでいつまでたっても上達しない原因になる可能性が限りなく高い気がします。
そしてシングルプレーヤーを目指して、毎日練習すればうまくなるはずだけど?と思って練習しているけど...。
スイングの上達
実際には10年、20年とやっていても100を切れない方も多く存在しますよね。
一体何がうまくいっていないのでしょうか?
そのようにお悩みの方は、効率が良くない練習をストップして、正しいゴルフスイング理論や身体の感覚を覚え、最短でシングルプレーヤーを目指す「引いて引くスイング」をお試しいただきたいと思います。
この方法論は目からウロコかも知れません。
正しく行えば、数ヶ月~1年程度でゴルフシングルレベルになれる程の効率的な方法です。
身体のメカニズムに合わせて理解すれば、とても分かりやすいので迷うことはありませんので、安心して読み進めいくことをオススメします。
以下に参考になるビデオを貼っていますので、ポイントを押さえながら重要部分を繰り返し確認してくださいね。
理想的なテイクバック動画でイメージ作り!
ゴルフスイングで大切な、テイクバックイメージビデオを見るポイント:
- 腰・腹圧のターンで始めるテイクバック
- 左腕の自然な伸び
- トップで一瞬止まる捻転の溜め
- 左腰・腹圧のマイクロ始動による切り返し
※動画では、松山プロが切り返しの瞬間に一瞬沈んでいますが、それこそが左腰・腹圧のマイクロ始動の瞬間です。
この講座では、松山選手をお手本に、あなたの身体能力に合わせて出来るようにするのが目標です!
それでは講座をスタートします(^^)
シングルプレーヤーの共通点!腹圧で捻転(腰・骨盤を回す)からテイクバックを始動、引く動きになることが重要!
まず最も大事な事が腹圧の捻転により、グリップが引っ張られてテイクバックするのが一番大切です。
腹圧で身体をしっかりとターンできるようになると、腕も真っ直ぐに伸びますし、肩も綺麗に回転して、結果的に理想的な体重移動や左サイドの壁ができます。
これを理解することでゴルフ上級者(シングル)に近づきます。
経験上この事を理解されていない人が殆どで、10年~20年と一生懸命練習しても一向に上達しないということにもなりますので、是非この機会に覚えることをおすすめします。
それでは、チカラを生み出す腹圧の捻転を考えて行きましょう!
シングルプレーヤーの秘密!テイクバックから始める楽に250ヤードを生み出す腰の捻転
ゴルフスイングにおいて腹圧による捻転は、いちばん大切な動力になります。
それというのも頭から爪先までの体の中心は腹・腰なので、そこを正確に回転させることでブレの無い正確性が生み出せます。
それだけではなく、お腹を捻転すると、身体の中で一番大きな筋肉の大腿筋と広背筋も連動して動きます。
それらの筋力をしっかりと使えればヘッドスピードが上がり、飛距離が伸びると云った具合です。
腹圧でリードした体の回転による、大腿筋と広背筋がヘッドスピードを生み出してくれるため、一般的な身体能力の女性でもドライバーが200ヤードオーバーになったり、男性の場合には250ヤードの飛距離を可能にしてくれます。
これはある程度の筋力をもった方であれば可能な数字で、筋力が弱い人でもゴルフしていく中で、徐々に強くなっていきます。飛距離もそれにともなって伸びていくものです。
ですので、まずは正しいゴルフスイングを覚えることが先決ということです。
テイクバックは腹圧を使えば飛ぶしブレにくい!
ここで多くの人が間違って振っているので、正しい認識を高めていきます。
女性が腕力だけで200ヤードは飛ばせないのでは?
写真はLPGAのトップ選手で、ドライビングアキュレシー85%超え・全米2位の古江彩佳ちゃんです。
彼女のテンポの良いスイングはとても参考になりますので、是非チェックして見てください。
ゴルフが上手な人のスイングを見ると、テンポよく流れるようにゴルフスイングしているので、軽く振っているように見えます。
クラブを腕力で牛耳るように振っている人!
手打ちは、日常的に手や腕を使う習慣があるので、殆どの人は手打ちでゴルフスイングしようとしているので、飛ばないですし、ゴルフボールに横回転のスピンを加えているので、真っすぐ飛びにくのです。
手打ちを釣り竿をキャストするように、アンダースローのピッチャーのように使えば、良い動きなので、ここは間違えないでください。
テイクバックは一番重要!丁寧にをモットーに
テイクバックは、スイングのエネルギーを最初に生み出す動きです。ここで失敗すればほぼ失敗です。
スイングメカニズムは、スイング始動時にグリッププレッシャーが生み出した小さなエネルギーを、腹圧→身体の回転(捻転)で増幅し、その力でクラブヘッドがトップまで上がります。
このエネルギーが不足すると、手の力で持ち上げてテークバックするしかないので、手打ちのスイングになりやすくなります。
そのためプロでも不調になると何度も何度も見直す部分であり、それだけ重要であると云えます。
以下はアマチュアの参考になる、飛ばし屋藤田プロのテンポの良い参考動画です。
体に負担が少ないスイングにも関わらず、シャフトが良くしなり・しなり戻り、その結果大きな飛距離、再現性や正確性を実現しています。
この動画を見ると良いテンポで身体全体が捻転、始動時も腹圧がリードすることで、テークバックがオンプレーン上に上がり、良いテンポで切り返し、軸が全くブレずにインパクトで踏ん張っている形でスイングできます。
大事なポイントは、スイング始動時も、切り返し始動時も、クラブを引いて引く状態が維持できていることで、グラブの設計コンセプト通りの挙動を実現できている点です。
練習ドリルは、腹圧で捻転ができるまで、何度でも繰り返しチップショット→ハーフスイング→フルスイングの順で段階を踏んで練習をしてください。
チップショットドリルは、自宅の居間でもできますので、腹圧で始動・腹圧で切り返して、自然と引いて引くになるスイングプレーンを感じながら、テンポ良く、真芯でボール捉えることを繰り返してください。
※藤田プロのように始動時にフォワードプレスを入れても良いです。
それでは、次の記事も引き続きご覧ください↓
テイクバックによってゴルフトップの位置は決まります。 トップの位置が定まらない場合には、テイクバックとの相関関係がうまく言っていないサインです。 タイガーウッズの連続写真を見てみるとこの辺の因果関係が ...