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ゴルフアプローチショットの意味やスピンの打ち方!09

ゴルフのアプローチショットはどんな意味があるのでしょうか?

スピンの効いた打ち方等多彩なショットでゴルフコースを攻略するには、少しだけコース知識や経験にスイング理論が必要です。

ゴルフスイングとアプローチショットのメカニズムには少し違いがあります。

大雑把にいうと腰の回転が変わってきます。

ゴルフスイングは腰の回転が全てと言っても良いですが、アプローチショットは肩の回転が全てになります。

丁度パッティングと同じと考えるとわかりやすいと思います。

その中間がハーフショットです。

腰の回転が50%、それに伴い肩の回転も50%になります。

アプローチの意味とは?ゴルフコース攻略

ゴルフスイングのメカニズムは、腰の回転を動力とする大腿筋や広背筋の捻転でヘッドスピードを生み出します。

そのヘッドスピードを肩と腕の形成した三角形を回転させ、スイング軸を上腕三頭筋で維持することで、正確性の高いインパクトを生み出します。

つまりカラダ全体を統合した車のエンジンの稼働のような動きです。

アプローチショットのメカニズム!

それに対してアプローチショットは多彩な目的を持っていて、それほどの動力は必要としていないため、コントロールショットとしてのより制限された動きを行います。

動きを抑えて正確性やコントロール性を重視するショット、という側面がありますので、より機械的な動きが必要です。

この機械的な動きを感覚的に調整する流れになります。

この機械的な動きの精度がとても重要!

アプローチショットは、ゴルフプロの世界ではマネーショットと呼ばれていて、スコアに直接的に影響するショットと言う意味です。

例えばパッティングが一番重要という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

ゴルフプロにとっては優勝するかしないか?
賞金金額を上げるか下げるか?はパッティングに集約します。

アプローチショットはパッティングの延長線上

にありますので、簡単な言葉で表現しますと
「空中をパッティングする!」といった感覚になります。

アプローチショットの概念はとても多彩なので、ティーショット以降は全てアプローチショットと言っても過言ではありません。

そのため、制約されたスイングでコントロールすることが
メインの目的になりますので、それに適した動きを行います。

アプローチショットの打ち方やスピンコントロール!

まず最初にアプローチショットを行うときは、ティーショットの後のセカンドショットになると思います。

パー4のホールでは、大体150ヤード前後ではないでしょうか?

そうするとある程度習熟したプレーヤーであれば

  • 8番アイアンから5番アイアンの番手で打つことになります。
  • 女性の場合は5番ウッドから9番ウッド位ではないでしょうか?

このケースであれば、普通にフルスイングを行うことになります。

参考としては、プロや片手シングルのアプローチショットでは、150ヤード前後であれば、打ち出すライや風、グリーンに落ちてからどのようにゴルフボールを動かすかを考えます。

ピッチングウェッジから8番アイアンですと、スリークォーター(3/4)スイングショットでコントロールショットを行います。

この辺りからコントロールショットが必要になります。

ちなみにスイングコントロールの分類は以下のようになります。

  • 軽いスイング(80~90%)
  • スリークォータースイング(75%)
  • ハーフスイング(50%)
  • チップショット(10~25%)

詳細は後で説明しますので、大体感じをつかめれば大丈夫です。

それぞれのアプローチショットのテクニックは、バンカーショット、チップショット、パンチショットやランニングアプローチショット等を含めると星の数ほどあります。

この講座では、正統派の技術や考え方のみ紹介していきます。

アプローチショットの考え方は「距離を合わせる!」に集約されます。

距離を合わせるには、ヘッドスピードをコントロールしながら
適切な番手(ゴルフ道具)を選択することです!

ヘッドスピードはスイング概要で上げた方法でコントロールして
ゴルフ道具の選択は天候やライ・距離に合わせて、以下から選択することになります。

ゴルフ道具標準セット(規定で14本まで使用可)

  • ドライバー
  • フェアウェイウッド(3~9番ウッド)
  • アイアンセット(3~9番アイアン)
  • ウエッジ(ピッチング・サンド・60度等)
  • パター

初心者の方には、ハーフセットといわれる
標準セットの半分の本数のゴルフセットがあります。

ゴルフ始め当初は番手の打ち分けは無理がありますので
ハーフセットで十分ですので、ゴルフ道具に慣れることから始めましょう!

ハーフショットとスリークォーターショットの仕組み

それでは、セカンドショットとして
アプローチショットで最もよく使うハーフショットと
スリークォーターショットの解説を始めます。

上記の写真はオーストラリアLPGA:アリソン・リーさんの
緩みの全くないドライバーでのハーフショットの連続写真です。

ハーフショットとは、バックスイングが半分の位置に収まり

そこからダウンスイングに入りますので
ヘッドスピードが出ないように制約するショットです。

用途は、距離が5~6割程度、
弾道も低く、ランが出やすい球質になります。

腰の動きも半分程度の捻転になりますので
アドレスも足の幅は肩幅かそれより少なめに開くことで

腰の捻転も制御されますので、しっかりと45度程捻転して
スイング全体を緩まないようにすることがコツです。

腕だけハーフショットなんてことになると
引っ掛けやスライスの原因になります。

フィニッシュは、バックスイングが半分程度なので
必然的にハーフ位置に収まるのが自然です!

スリークォータースイングは、

フルスイングとハーフスイングの中間の
バックスイングになります。

  • アドレスは肩幅程度の開き
  • バックスイングはフルスイングとハーフスイングの中間
  • 腰の捻転は70~75度前後

になります。

アプローチショットのまとめ!

アプローチショットはマネーショットといわれ一見地味なショットですが、スコアを左右する場面で最も真価を発揮するショットですので、時間を割いて練習することでスコアが劇的に完全します。

そのため、認識としてはパッティングの次に大切なショットと位置付けると、100切りがスムーズに行なえますので、是非練習されたらいかがでしょうか。

それでは引き続き講座10を御覧ください↓

ハーフスイング (ショット)ドリルでバーディーの打ち方10

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